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９月２９日朝晩を除くとまだまだ３０度近くの暑い日が続いていますが、喫茶去庵の生垣を作っている茶の木、早くも花が咲きました！例年、１０月半ば頃から白い蕾をつけて花が咲き始めるのですが、今年は変な感じで暑さの中で白い花が咲きました。下向きに咲くので少し寂しいのですが、とても愛らしい花です。茶の木は珍しく前年の実が花と一緒に見られます。いよいよ名残りの季節ですね～

喫茶去庵の周辺は御陵の森や野原でとても緑が多いところです。北東方面に歩いて行くと、木々の茂った先にちょっとした野原が～どこから種が運ばれたのかは判りませんがキバナコスモスが群れ咲いています～秋を感じますね～

  中秋の名月に喫茶去庵の尾花を床にいけました。尾花が背高く茂ってしまったので、仕方なく籠に長め（背高く）いけました。

喫茶去庵の周りは空の色も雲もススキの穂も出て秋に！そして、「実りの秋」も近づいてきていますね～稲穂、銀杏、柿、栗、などなど、もう実をつけだしましたよ！

９月に入りました！早いですね～朝晩少し気温が下がって、暑い夏があっという間に通り過ぎてしまったような気がします。夏が通り過ぎようとしているのに、コロナも異常気象も依然として存在しています。コロナも常時この世の中に存在しているし、異常気象も異常でなく日常に起こっています。そんなことを考えていたら、沖縄には飛んでもなく恐ろしい台風が近づいていて風速が７０ｍを超えるとのこと、また今後急に方向転換して西日本地区に接近する予想が出ています。怖いですね～　　そんな状況の中、喫茶去庵の庭では季節の変化を見ることが出来ます。秋に咲くシュウメイギク（秋明菊、貴船菊）が花芽をつけ、茎がどんどん伸びて来て。もうすぐ花が開くのでは？と思うほどです。開花は未だ先だろうと思いますが、白い花芽が沢山見られ、楽しみです。もう少し涼しくなったら是非、シュウメイギクを観ながら茶の湯の体験に来て下さい！

昨日も未だ水無月なのに猛暑日に～熱いので喫茶去庵の茶室「遊心」の障子を開けて蹲の水と庭の緑を覗いて見たが、彼らも水を欲しがっている様子！急いで水遣りをしないと皆さんが暑く感じてしまいます！水遣り後は、床に紫陽花の青を生けました。点前座はもう義山（ギヤマン）の水指で、それでもまだ涼しくならない！～遂には、大きな義山（ギヤマン）の置き水指（孔雀）～沢山の水を入れると孔雀の羽の色がギヤマンに映り出ます。それでも暑い！昔の人達はどうしていたのでしょうか？私は直ぐにエアコンに心が行ってしまう。仕方なく茶碗も夏茶碗（平茶碗と義山（ギヤマン）茶碗）を揃えて長板の上に並べる。さあ～涼しくなりましたよ！どうぞ喫茶去庵へ

本日は素敵な四名の女性が喫茶去庵に来ていただきました。それも、お一人フランスからのお友達も一緒の仲の良い明るい皆さんです。皆さんで「点茶体験」をされる予定でご予約いただきました。いつものように点前座に薄茶棚点前のお道具を２セット用意し、来られたら、お二人が亭主に他のお二人がお客になって、亭主役がお茶を点ててお客様役がお茶を飲み亭主役の点茶している写真を撮る。そして、今度は交代してもう一度行うことにしていたのですが、来庵される前に皆さんのスケジュールが遅れて時間が無くなり、体験のキャンセルをとの連絡も入りました。それでも、皆さんでスケジュール変更をして、予定の時刻を過ぎましたが当庵に来ていただきました。大変慌ただしく行動されてさぞ大変だったと思われました、こちらも時間がないとの連絡で、急遽、体験内容を盆上での点茶にバタバタと変更しました。外国人の来庵はコロナ感染拡大以降初めてで、二年以上英語での説明を行っていなかった私は慌てふためいて、言葉が出てこないわ単語は忘れるわでてんてこ舞い！それでも、フランス人の女性が理解をしてくれて何とか無事に体験が終了しました。皆さん初めての点茶でしたが、全員、ビックリするほどクリーミィなお茶が点てられ、美味しく飲んでいただきました。皆さんで体験を楽しんでいただき、私も安心したのと、大汗をかきましたがとても気持ちの良い時間でした。ありがとうございます！また、来て下さいね～次回はゆっくりと時間を取っていただき「お点前の体験」や「茶会の体験」をして下さい。～お待ちしています！　喫茶去庵のお庭では「カワラナデシコ」や「ハナショウブ」が咲きました。

  ５月も終わりに近づいてきました。喫茶去庵の庭も周辺の御陵の森も緑が濃くなってきました。シランやキショウブが庭に彩を添えています。これからアヤメ、カキツバタ、ハナショウブへと移っていくのでしょう。相変わらず、ウグイスの鳴き声は朝から夕方まで続いていますが、今日は新たに、「トッキョキョカキョク」の鳴き声「ホトトギス」の初音を聞きました！ウグイスのような穏やかなものと違って、しきりに、訴えているような鳴き方にちょっとびっくりしますが、遂に、夏が来たな～と感じられます。夜遅くにも鳴きながら飛んでいくのが判ります。

梅雨のような雨が上がって少し陽射しが～喫茶去庵の焼き物の扁額「喫茶去庵」も水をもらったアマドコロやアジサイ、ツワブキ、シュウメイギクの緑で覆われそうに～綺麗な新緑！黄色の花やキショウブ、それにシランの赤紫が庭先に彩を添えてくれています。空ではツバメがチチチチと飛び回り、ウグイスガ御陵の森で大きな声でホーホケキョと鳴いています。茶室でのんびりと抹茶をいただいていると、時がゆっくり流れ、何だか幸せな気分に・・・・・・・・「お茶でも一服いかがですか？→喫茶去」

喫茶去庵の庭では、桜があと１，２日で満開となりそうです。モクレンは直ぐに散ってしまいますが～既に満開、ボケも真っ赤な花を沢山付けて満開に、加えて、アケビの可愛らしい花達も小さな鈴が沢山下がっているように咲き出しました！３月弥生もあと２日、茶室ではつり釜が用意され趣のある設えになって茶の湯を楽しみました。４月は、卯月、晩春、花残り月とも言います。いよいよ炉も終わりの月となり少し寂しい気がしています。そんな名残りの茶室は炉壇に拍子木のような透木を置きその上に透木釜（羽のついた大振りの釜）をのせます。もう気温も高くなって、これ以上お客様に炭の火を見せず、かつ部屋の温度も上げないようにとの心づくしです。難しいのは床の「花」ですね～外は多くの花が咲き誇っていましたから、お床には少しおとなし気なものが良いのでしょうか？どうぞ皆さんご来庵いただき、炉も花も楽しんで下さい。