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喫茶去庵日記1月1日

あけましておめでとうございます。今年元旦の「喫茶去庵日記」が正月早々Facebookに出張してしまいましたので、HPへの掲載が遅くなってしまいました。 PCの左側には気に入っている柳生焼の杯を据えてパソに向かっています。「雑々草」風に言えば、「雑々なるままにひぐらしPCに向かいて・・・・」ってな感じでしょうか?それにしても、新しい年2022年は素晴らしい年になる予感がしましたね~早朝、初詣に行かんと眠たい目をこすって家を出ると、何と小雪が降っているではありませんか!道には真っ白な雪が少し積もって、これぞ「行く道を清める」ではありませんか~凄い!俄かに今年の運命を決めるがごとく行き先を天が清めてくれています。しかし、ノーマルタイヤは少し怖い!えーいっままよ!って粋がって出発「門出!」真っ暗な中、春日大社にお参りせんと「下の禰宜道」に入ろうとすると、三頭の親子連れの鹿が私の目の前に現れ、大社の方へ案内するかのように前を歩んでいきます!~これぞ神の使いが私を導いてくれているのだと感じました。春日大社はこの時間帯、空いているのが例年ですが、コロナが幾分下火になった影響でしょうか、少しだけいつもより人出が多く感じました。それでも、賽銭幕の前は10人前後、独り占め風の参拝を済ませ一路ならまちの「御霊神社」へ、ここでも、不思議が~柏手を打って願い事を心の中で呟いていると、何と~神坐の後ろから藤井宮司さんが現れて「お早いお参りで、おめでとうございます!」とお声を掛けてくれました。これぞ神に願いが届いた証拠と喜んで、例年、お参りする最後の「大安寺」さんへ急ぐ、鳥居を後にご挨拶して出ると、東の空に大きく輝く日の出が眩しく私の目の中に入ってきました~これも奇跡の御来光!大安寺さんはいつもながら、お参り人の数は少ないが、皆真剣に手を合わせ何かを念じているような敬虔な参拝者が多いお寺さんです。本堂前で線香と蝋燭に火を灯し手を合わせて「南無大師遍照金剛」を唱えて目を開けると、そこに本堂で御祈祷を行う河野良文貫主さんが~またまた奇跡のめぐり合わせ~こんなことがあって良いものか?正月元旦の初参りに貫主さんとお会い出来るなんて!ご挨拶が終わると「ちょっと待って!」と一言、竹に入った笹酒を手に「どうぞ!」がん封じの笹酒、ありがとうございます。家に戻るや神棚(茶箪笥の上に作った立派なもの?)に~あ~やっぱり、今年は良い年になるんだと、一人で悦にいっている自分が不思議に思えて・・・・例年正月を迎える花は玄関前の外に生けるのですが、今年は大晦日に風が強かったので玄関内へ~松竹梅、万両、千両、南天に水仙とお祝いの物を、全て、いつものように我が庵の庭や御陵さんの濠端や野にあるものをいただき生け込んだもの、茶室には、勢い余って切ってしまった「万両」とお軸は「松樹千年翠」茶床の飾り「結び柳」と虎の香合を床に据えて「今年こそは、良い年になるように!」と祈りました!これって、「初夢」?

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