喫茶去庵日記10月4日

コロナも9月30日で非常事態宣言などが解除されました。これからどんどん収束に向かうのでしょうか?私の不安は解除されていませんが~。今日は10月になってもまだ30度近い気温が続いています。2階の南側窓から真夏のような陽射しが容赦なく入ってきて、座ってパソコンを操作しているだけなのに、汗が出てきてしまいます。東北でも岩手など30度を超えたところが多く出ています。どうなっているのでしょうか?何か変ですね?カナカナとヒグラシもまだ鳴いています。一方で田の稲穂が垂れ下がって早く収穫して下さいと訴えているように見えます。庭のシュウメイギクが~秋明菊と書かれたり、貴船菊、秋牡丹などと呼ばれています~もう既に咲いています。菊と書かれているので、キクの仲間かと思っていたら、キンポウゲ科アネモネ属だそうです。貴船菊は京都の貴船に自生していたものが、そう呼ばれたようです。もう大昔のことですが「貴船菊」と聞いてなんとなく貴船神社の朱色や川床の下から聞こえるせせらぎの音をイメージして、貴船に自生しているのを観にいったことがありました。貴船神社の周辺を歩いて漸く見つけた時はとても嬉しかったのを覚えています。大きなカエデの葉に似ているが亀裂が小さいような葉を3つ付けて、多くの葉が地を這うように地面を覆ってしまいます。その中から茎がすっと立ち上がって葉よりはるか上のほうに幾つものつぼみを付けます。ちょっと変わった葉や花の付き方ですが、白、やピンクの花が群生しているのをちょっと離れて見てみると、とても愛らしくいつまでも見ていたくなるような気がします。空には入道雲のような雲が浮かんでいますが、空の方からは、けたたましい鳴き声のモズがもうやって来ています。やはり、秋なのですね~毎年、この頃に山や北の方からやって来て春にまた帰っていきます。小さい鳥なのにくちばしもタカのように曲がっていて小鳥なども捕まえてしまうそうですし、必ず木のてっぺんで大きな声で鳴き、なんとなく鳴き声を聞くと寒さを感じたり、変に嫌な感じがしたりします。こんなに季節がおかしくなってしまってと私達は嘆きますが、植物や動物は何かを感じて行動するのでしょうね~不思議です。

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