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喫茶去庵日記10月19日

一昨日までまだ30度に近い気温だったのが1日過ぎた途端、なんと最低気温が8.8度と晩秋のような寒さに!急激な変化で皆さんの周りに風邪を引いてしまった人がいませんか?当庵では昨日、濃茶の茶会体験をご予約いただいていたお客様も「風邪を引いて」しまったようで、残念ながらキャンセルとなってしまいました。楽しみに取り合わせを考えて準備をしていたのですが本当に残念でした。私の方は、昨夜はベットのシーツを冬用に、掛布団も秋冬物にチェンジして寝ました。二日前は薄い夏がげ布団一枚だったのが、驚くような変わりようです。今日は午後から冷たい雨になりました。一週間ほど前には「こんな気温の高い中で庭の「茶の花」が咲きました~何か変な感じがします。」と、お話をしたのですが、今日は正に茶の花が咲くに相応しい気温になりました~寒いです。その一週間ほど前は庭の「アケビ」の実が口を開けて甘い身が現れました。秋ですね~でも、この一瞬の気温の変化は何を意味するのでしょうか?もしかすると、遂に日本も四季が無くなって、夏の後は冬になってしまうのでしょうか?これも温暖化による気候変動の影響なのでしょうか?困ったものですね~お茶の世界では、10月だけに行われる点前があります。次回の日記はこの「中置」をテーマに取り合わせを考えてみたいと思います。 アケビの実です!→

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喫茶去庵日記10月4日

コロナも9月30日で非常事態宣言などが解除されました。これからどんどん収束に向かうのでしょうか?私の不安は解除されていませんが~。今日は10月になってもまだ30度近い気温が続いています。2階の南側窓から真夏のような陽射しが容赦なく入ってきて、座ってパソコンを操作しているだけなのに、汗が出てきてしまいます。東北でも岩手など30度を超えたところが多く出ています。どうなっているのでしょうか?何か変ですね?カナカナとヒグラシもまだ鳴いています。一方で田の稲穂が垂れ下がって早く収穫して下さいと訴えているように見えます。庭のシュウメイギクが~秋明菊と書かれたり、貴船菊、秋牡丹などと呼ばれています~もう既に咲いています。菊と書かれているので、キクの仲間かと思っていたら、キンポウゲ科アネモネ属だそうです。貴船菊は京都の貴船に自生していたものが、そう呼ばれたようです。もう大昔のことですが「貴船菊」と聞いてなんとなく貴船神社の朱色や川床の下から聞こえるせせらぎの音をイメージして、貴船に自生しているのを観にいったことがありました。貴船神社の周辺を歩いて漸く見つけた時はとても嬉しかったのを覚えています。大きなカエデの葉に似ているが亀裂が小さいような葉を3つ付けて、多くの葉が地を這うように地面を覆ってしまいます。その中から茎がすっと立ち上がって葉よりはるか上のほうに幾つものつぼみを付けます。ちょっと変わった葉や花の付き方ですが、白、やピンクの花が群生しているのをちょっと離れて見てみると、とても愛らしくいつまでも見ていたくなるような気がします。空には入道雲のような雲が浮かんでいますが、空の方からは、けたたましい鳴き声のモズがもうやって来ています。やはり、秋なのですね~毎年、この頃に山や北の方からやって来て春にまた帰っていきます。小さい鳥なのにくちばしもタカのように曲がっていて小鳥なども捕まえてしまうそうですし、必ず木のてっぺんで大きな声で鳴き、なんとなく鳴き声を聞くと寒さを感じたり、変に嫌な感じがしたりします。こんなに季節がおかしくなってしまってと私達は嘆きますが、植物や動物は何かを感じて行動するのでしょうね~不思議です。

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喫茶去庵日記9月17日

「気が付いたら夏が終わり秋になっていました。」そんな言葉が今の事実を表しているような気がします。今日は既に17日、9月も3週目が終わろうとしています。今年の夏は梅雨が長く梅雨明けも遅れましたが、夏と感じることが出来たのは2週間ぐらいしかなかったのでは?と思います。確かに暑い日が続いて早く秋になって涼しくなって欲しいと思ったこともありましたが、暑い日が終わって梅雨がまたやって来たようなグズグズした長雨が終わると、それは秋になっていました。涼しい風が吹き気温も低くなって、夜は薄がけをかけて寝るよようになりました。秋は尾花が相応しいと日記にも書きました~でも、その尾花の穂も白い綿あめの様になってきました。もうすっかり秋なんですね~何となく夏が終わると、とても寂しくなるのはなぜでしょう?毎年秋になると不思議に思うことがあります。もうすぐ、お彼岸ですが、お彼岸になる1週間ぐらい前になると決まって「彼岸花」マンジュウシャゲがすっと伸びて鮮やかな赤い花を付けます。本当に不思議な花です。暦を見て出てくるのでしょうか?葉もなく急に、にょきにょきと茎が伸びて先に縮めた手のひらを拝むように合わせたような蕾が付き、あっという間に真っ赤な花を咲かせます。そして群生します。勿論、毎年、少しずつ株を集めそのようになるのですが、気づくのはそれらが群生した時なのです。農家では田畑の畔に植えてモグラや動物達から作物を守ります~球根に毒があって侵入出来ないようにしています。田畑に真っ赤な細い帯を伸ばした様に見えて独特の景色になります。明日香村の段々畑を時々見に行きました。日本の原風景のようですね!稲に黄色い穂が付き赤と黄と緑の鮮やかな絨毯になっていました。子供の頃、誰かが「去年亡くなった誰々さんが彼岸に出てきたんだ」と言われ、気味が悪くなって彼岸花を直視出来なくなりました。そう言われれば、毎年増えていって、何となく私に縁のある方々が集まっているようにも見えてきます。もう一つ面白いのは、花が咲く時には葉が全くありませんが、花が終わり茎も枯れると、今度はヤブランなどのような細長い葉が沢山出てきてびっくりします。そして、葉が枯れてまた茎が伸び、花が咲きます。今年は白花の彼岸花を良く見かけます。何とも言えない真っ赤な花よりも白花の方が何となく花らしく見えて可憐な感じがします。田の稲も穂が大きく伸びて実をつけてきました。いよいよ本格的な秋になって行くんですね!台風が今夜から明日朝にかけて近畿地方に接近します。台風も秋の代名詞になっていますが、今回の台風は珍しく福岡に上陸し瀬戸内海を東に真直ぐ進み近畿地方を襲います。もう、何度となく長雨や線状降水帯による水の被害が出ていますが、この台風でまたまた大きな被害が起きないよう祈ります。稲に加え、柿、栗も実をつけて黄色くなってきました。これらの実も収穫の前に台風による被害が無いように祈っています。

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喫茶去庵日記9月5日

「2度目の梅雨」が相応しいような長雨が漸くあがって、今日は陽の光が眩しく久し振りの青空を見上げてしまいました。雲は鱗雲の様に東の空から西の空に広がって秋空を感じます。長雨の最中に夏が過ぎて秋になってしまったのでしょうか?気温もそれほど上がらず、セミの鳴き声も「ツクツクボウシ」のおーしつくつくと「ヒグラシ」のカナカナカナが聞こえています。「カナカナカナ」はそのままですが、「ツクツクボウシ」は、私は「おーしつくつく」と聞こえるのですが、他の人の中には、名前の通り「つくつくほーし」と聞こえる人もいるようです。鳥の聞きなしも人によって聞こえ方が違うようで面白く感じます。昨晩は我が庵の庭でも虫の声が沢山聞こえました。コオロギの声は聞こえますが、他の虫の鳴き声が良く判りません。キリギリスやスイッチョンも聞こえず、ただ、リンリンリンと細い鳴き声が広がって聞こえていました。鈴虫とは違うようで、昔はいなかった外来種なのでしょうか?本当に秋になったのですね~秋の代表に、私は「尾花」を挙げます。ススキ(芒)ですが、やはり尾花と呼んだ方が素敵に感じます。野原に群生して風に揺らぐ姿は正に「秋」を感じますね~昨日、我が庵の駐車場に大きな株を作って群生している斑入りの「矢筈尾花」を籠に生けてみました。通常の生け方より背を高くして生けました。床の中で籠とのバランスは悪いのですが、これの方が野にあるように感じて私は好きです。コロナが去ってゆっくりと尾花を眺め、虫の声を静かに聞いて楽しみたいですね!

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喫茶去庵日記8月18日

漸くのこと雨が上がり、陽が差してきました。夏の間は茶室に生けるお花が少なく苦労します。勿論、木槿(ムクゲ)や芙蓉が夏の茶花のメインですし、お花屋さんに頼めばどんな茶花でも手に入りますが、それはそれで正統派で便利ですがとても寂しく感じてしまいます。今年、我が庭ではゆりの花が庭中に沢山咲きました。可憐な笹ゆりでも大きなヤマユリでもなく「鉄砲ゆり」です。余りにも多く咲いたので今日はゆりを床に生けました。鉄砲ゆりは他のゆりと異なり細い葉が互生に沢山ついて何か違う種の植物の様に見えますが、花が咲くと長く白い花が凛として突き出すように咲いて正にゆりの花です。私は知らなかったのですが、日本固有種の鉄砲ゆりがヨーロッパに伝わると、それまで聖母マリヤと天使が描かれている「受胎告知」の絵に描かれている花は白ゆりだったのが、それからこの鉄砲ゆりに置き換わったそうです。凄いですね、それ故、花言葉は聖母マリヤのイメージに由来して「純潔」となったようです。夏の間、花を探して野山に行ってみると、結構いろんな花が咲いています。通常では「雑草」とひとまとめにされてしまうのですが、よく見るととても可愛らしく素敵な花達に出合います。そんな時は一所懸命に図鑑を調べ名前を探し出すことにしています。名前を知ると途端に何か「知り合い」が増えた様に思えて嬉しくなります。今までは何方様ですか?って挨拶もせずに通り過ぎていたのが、急に何年も前から知っていた人達になります。不思議な気がしますね!そんな形で知り合った花達はとても多く、それらをそっと生けてみるととても新鮮で、どなたかに見せたくなってしまいます。今まで私の世界に無かったものが(あったのですが知らなかった)増えたようで、とても得をしたように感じます。そんな花達の夏の代表は、「夏フジ」や「仙人草」、「オカ虎の尾」、「ミソハギ」だったりします。勿論、植物を良くご存じの方は、それらの花に気づくし名前も良く知っていますが、私にとっては前にいったように新鮮な「知り合い」を花入に生けたのです。「夏フジ」は本物の藤と違って白い花で目立たなく何かの木に絡まって愛らしく、さも「名前はありません」みたいに咲いています。小さい白花が藤の様に点々と細く垂れ下がっています。今年は毎朝のウオーキング中に見つけたのが、何とか藤や何とか萩と言うのかなって思う「駒つなぎ」でした。藤の花や萩のような形の小さい花が下に垂れ下がるのではなく上に立って咲いています。ツル性のような茎はとても強く、馬を繋いでおけるようなものから、その名が産まれたのだそうです。一度引っ張ってみようと思いましたが、馬を繋げるほど強いのであれば、私の指が切れてしまわないかと止めにしました。これで「知り合い」がまた、増えました!

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喫茶去庵日記8月15日

今日8月15日は76回目を迎えた「終戦の日」です。私は戦後生まれで戦争を知りませんが、全ての日本人が何らかの「地獄絵図」見たに違いない「戦争」が終わった日です。勿論、この後も場所によっては人によっては地獄絵図が現れてくるのですが、一応、もう今までのようなことにはならないのだと安心した日でもあります。また、「お盆」の際中でもあり、奈良では大文字の送り火が規模を縮小して行われる予定でしたが、長雨と今朝までの強烈な降雨によって中止となりました。温暖化によるものなのでしょうか?この1週間梅雨がまたやって来たような長雨が続き、台風が通過するかのような激しい雨が「線状降水帯」となって続き日本全土を襲っています。長崎、熊本、佐賀、福岡、広島、長野、岐阜などでは、川の氾濫による家屋の水没や土石流による災害がいたるところで発生して、多くの被害者が出ています。奈良はそれほどの被害は発生せず、今、漸く雨も止んで曇り空へと少し落ち着いてきました。このまま、快方に向かってくれれば良いのですが~一方でオリンピックが終わった途端、コロナは終息するどころか、第5波がやってきて過去最大の感染者数になったり、変異株を中心に過去最大の重症者数になってしまいました。しかも、医療崩壊と思われるような、医療従事者に診てもらえず、入院も出来ない感染者が自宅で自主隔離をしている人達がどんどん増えて1万人を超え、中にはそのまま容体が急変して亡くなってしまった人も出てきています。コロナ感染症が日本に拡大してきて既に1年半を過ぎています。この期間にもっともっと出来ることがあったのではないでしょうか?オリンピックの医療体制には相当数の医療従事者が動員されています。これを本来ならコロナ感染症を抑える方向に使えなかったのでしょうか?感染者が何の医療も受けられないまま亡くなってしまう。こんなことが戦争状態でない先進国の中で起こることが信じられません。全国的な線状降水帯による自然災害に対して何の防御も出来ない状況、人災ではないかと思われるコロナ感染症拡大の第5波を見ていると正に、「地獄絵図」の様に思えてなりません。何度も何度も自然災害に襲われ、コロナ感染拡大も終息させることが出来ない現状を何とか抑え込んで「終戦の日」にならないでしょうか?声も出せない自分、何も出来ない自分、無力な自分が情けなくなります。

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喫茶去庵日記8月4日

今日も奈良は猛暑、朝から「暑い!暑い!」の連発で他の言葉が出ない!この暑さの中でも「オリンピック」は開催され、体温を上回る危険な気温、しかも日本独特の蒸し暑さの中、多くアスリートが全力を尽くして競技を行っている。私も野球少年だった頃を思い出すと、太陽の熱光線が頭や背中を容赦なく焼いて、グラウンドから立ち上る熱された土埃が砂漠の砂の様に体の下から上に向かって焼き上げてくる。そんな状態の中では頭もぼーっとなって身体も思うように動いてくれなくなり、自分の持っている力全てを出し切ることなどは、ありえないような気がしました。ところが、実際の試合になると同じ状況の中でも違うのです。頭がぼーっとなるどころか、むしろ、鮮明になってくるのです。熱光線も砂漠の砂の熱さも、感じなくなるのです。体感温度は40度を超えていても、汗も身体中に吹き出ているのですが、何も感じなくなるのです。何故でしょう?本当に信じられないほど、周りの状況を感じなくなっているのです。これは「集中力」なのでしょうか?テレビで競技中のアスリートの姿を見ていると、気温や蒸し暑さなどは感じることが出来ないのですが、顔や身体から出ている汗やウエアの汗ばんだ状態を見ると容易に酷い状況が想像出来ます。ところが、眼を見ていると、輝いているのです。そして遠くのものを見ているように、一点に集中しているかの様に見えるのです。多分、自分の目の前以外、何も見ていないのだと思います。これが、集中力なのでしょうね。だから、持てる力、あるいはそれ以上のものが出せるのでしょう!オリンピックの400メートルハードルで北欧の選手が予選、決勝で世界新記録を出して金メダルを獲得しました。北欧の夏平均気温は20度で湿度も低いそうです。そうです、15度以上高い気温、そして蒸し暑い中で、彼は自分の持てる力以上のものをこの決勝戦で出すことが出来たんですね!スポーツって本当に凄いですね!実際の環境や事実を無視して、最後は凄い力が出るのです。水泳の200メートル、400メートル個人メドレーで金メダルを獲得した日本の女性、柔道の決勝で金メダルを獲得した兄妹、炎天下のコンクリートで出来た熱反射板のような競技場で若い力がいつもより素晴らしい力を発揮して上位を独占しました。その頂点に達した人達を見ると全てのアスリート同様に出し切れた力をこれでもかと見せている。素晴らしい!私ももう一度そんな目をしてみたいし、輝いてもいたいと思いました。無理かもしれませんが、何かにチャレンジする力を、アスリートたちの頑張りから得たような気がします。明日はより遠くまで集中してウォーキングをしよう!明後日はより遠くまで集中してバイクツーリングをしよう!オリンピックの開催については賛否がありましたし、私自身、コロナ禍の中での開催には反対していましたが、開催してしてしまって、アスリートそれぞれが全力で競技に向かっている姿を見ると応援せざるを得ません。この結果、コロナが益々拡大するような結果が出ても、それは政府を始め我も含め責任があると思います。終了後は責任の所在を明確にすることは絶対に必要だと思いますが、コロナ感染の終息に向けて全ての人々が今までの反省も含め、全力を出すべきだと思います。

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喫茶去庵日記7月19日

長い梅雨が明けた途端に「猛暑」です。昨日は鳴き始めたセミも今日は鳴けないみたいです。気温が30度を超えるとセミが鳴きだすと言われていますし、35度を過ぎてしまうと鳴けないんだとか?昨日は30度を超え、今日は35度を超えたのでしょう~本当でしたね!今日は少しだけ聞こえます~それも合唱ではなく独唱で、鳴き声も1分持たずに終了ってところです。「暑いですよ!」外を歩くのは勇気のいることで、10分も歩いているとマスクのせいでか、「死にそうです!」。大袈裟ですかね~子供のころ東京でセミ取りと言うと「ミンミンゼミ」で、神社などのケヤキの木の高いところ(子供なので高く感じたのですね)にとまって鳴いているので、長い竿の網か、竿の先にモチ(ねばねばの樹脂)をつけて捕っていました。奈良に住み始めたころ、長男と奈良公園にセミ取りに行った際、笑い話でした~長い竿の網を持っているのは我々だけで、周りは手ぶらでした。それもその筈、子供でも手が届く高さにウジャウジャと表現できるほどのセミがとまっていて、手掴みで取れたんです。あまりにも簡単に大量に捕れてしまうと、面白くないんですね~すぐセミ捕りは止めになりました。関西には、ミンミンゼミはいないんですね!今、我が喫茶去庵の周りや古墳の森で鳴いているのは、クマゼミとアブラゼミのようです。ミンミンも煩かったですが、これらは更に煩いです!我が庭のあちらこちらには抜け殻が大量に、恰も標本の様に、草の根本から、アジサイの葉裏、椿の木の幹、枝、ところ構わず脱ぎぱなっしになっています。 セミの前に煩かったのは、田植え後の田んぼに集合した「カエル」です。夜になると一斉に鳴きだします。夜行性なので仕方がないのかもしれませんが、床に就く頃に、更に気になるように「ケロケロ・・・」良くこれほど沢山のカエルが集まって鳴くのだろうと、眠れなくなります。二週間ぐらいの繁殖期にオスがメスを呼ぶため一斉に鳴くのだそうです。アマガエルですかね~?雨の多い時期に、田んぼに水が入る頃に、繁殖期になるんですね!カエルの婚活も短い時期だけなので大変ですね。そういえば、この辺りのカエル達は2週間の繁殖期が終わったのでしょうか?鳴かなくなりました~梅雨が明けたと思ったら鳴かなくなりました。それとも、雨が止んで「水」との縁が切れたのでしょうか?カエルも35度を過ぎると鳴かなくなるとのことですから、それですかね?何だか、虫や両生類やらは気温35度が「熱中症」の界なのですかね~「蚊」もやはり、35度を過ぎると血を吸わなくなるようですよ!35度以上はとても辛いのですが、私、「極度蚊に刺され症」にとっては有難い気温なのです。これからも、35度を過ぎる酷暑が続くのでしょうね、コロナも35度を過ぎると感染出来なくなると良いのですが・・・・・コロナの終息を祈るばかりです。

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喫茶去庵日記7月7日

今日は7月7日七夕です。七夕は中国が起原の日本の祭りです。天の川に隔てられた「織姫」と「彦星」が年に一度だけ逢える日ですが、奈良は朝から梅雨空、午後からは酷い土砂降りなっています~今夜は星空も天の川も見られず、二人も逢うことは叶わないのでしょうね。韓国では、七夕には絶対に雨が降ると信じられているようですよ。七夕は6日と7日の2日間で、6日は二人が一年ぶりに逢ってうれし涙を流すので雨になるとか、そして今日7日も雨が降ると、それは別れを惜しんで涙しているのだと言われているそうです。日本ではそのような話が語られていませんので、早く雨が上がってもらえればと思います。先週末は熱海で豪雨による土石流の災害が発生し、今日も、行方不明者の捜索や復旧作業が続いています。そんな中、松江の方でも線状降水帯による豪雨で災害が予想されるため、最高の5レベルの避難情報も発令される状況になっています。更に大きな災害にならないように祈るばかりです・・・・さて、七夕の時期に行われるお点前があります。この点前は「葉蓋」の点前と言って、裏千家十一代玄々斎宗匠が創案したものです。水指の蓋を梶の葉に代えて「葉蓋」にして運びの点前を行います。昔は七夕の祭りに、梶の葉(7枚)に歌などを書いて星に手向ける風習があったのを基に、梶の葉によって七夕を表したものです。喫茶去庵の茶室「遊心庵」に葉蓋の点前の取り合わせを考えてみました。梶の葉は手に入り難いので、今、大きな葉を沢山つけている「つわぶき」を使ってみました。葉は梶の他、桐、蓮、里芋など大きな葉が使えます。水指は玄々斎宗匠が創案したものは、末広籠(花入)の中に入る受け筒(黒漆塗の曲げに切箔を散らしたもの)を見立てていますが、ここでは少し小さめの赤膚焼のものにしました。茶碗は義山ギヤマン(ガラス)の翡翠(かわせみ)と鮎の絵で涼しく、夏の暑い盛りにはとても涼しげに感じられまると思います。

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喫茶去庵日記7月4日

夏至が過ぎて7月2日から七夕の7月7日までの5日間は半夏生(はんげしょう)の頃になります。雑節の一つで、この頃に半夏生と呼ばれるカタシロクサの葉の一部が白く化粧したようになります。半分化粧したように見えるので半化粧とも言われます。我が家の半化粧は残念ながら未だ化粧が済んでいません~どうしたのでしょうか?もしかすると、期待して毎日私が見ているので、恥ずかしいのでしょうか?半夏生の頃は、一年で最も昼間の時間が長いそうで、いろんなことが出来る可能性がありますね。また、関西では「蛸」を食べる習慣があるようですが、私は知りませんでした。この頃までに田植えを終わらせるので「稲が四方八方根を張り巡らせてしっかり成長するように」とのことだそうです。早速、今夜は大好物の蛸を肴に美味しいお酒を飲みたいものです。さて、そんな半夏生の頃の茶の湯の「道具取り合わせ」を考えてみました。風炉の時期は、いろんな風炉を使って楽しむことが出来ますので、今日は「切掛風炉」にしてみました。土風炉などの様にどっしりとせず、足元の空間が涼しそうに感じます。棚は木地の「溜精棚」(棚の左側は下地窓の様に柄杓の柄で作られています)に、水指は「義山ぎやまん(ガラス)、水玉と草の幾何学模様」を合わせ、茶碗は同じく「義山ぎやまん(ガラス)、笹にホタルの絵(サンドブラスト)」、「洗い茶巾」の形にして更に涼しげに、薄茶器は遠山蒔絵の棗、蓋置は青楓(あおかえで)~今、楓の緑がとても綺麗ですね!、建水は「染付の桶側」、床の花は庭に咲いた「桔梗」で涼しげと紫の気品を!さあ~どうぞお点前を!お客様か茶道教室の生徒もお点前してくれると良いのですが・・・・・

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