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喫茶去庵日記6月26日

庭のキキョウが咲きました!紫の花は気品があって素敵ですね。花びらが開いたのは一輪だけですが、ちょっと気取って見て下さいと言っているようでした。紫の花はアヤメや紫陽花、朝顔の様に涼し気に感じることが出来ます。暑い頃に丁度良く咲くので、自分自身を解っているのでしょう。家紋の「桔梗紋」はNHK大河ドラマに出てきた「明智光秀」の土岐一族が使用した紋で、由緒ある或は気高いなどを意味していたのでしょうか?そういえば、花言葉は「気品」や「誠実」がありました。それに、「永遠の愛」なんていうのもありましたよ!キキョウは秋の七草のひとつですが、6月から8月の夏の間が最盛期の様に思われます。近くでは、平城宮跡の野原の中に沢山咲いていたのを覚えています~もう遠い話ですが。それに、ならまち元興寺の境内に小さな石仏達と一緒に並んで咲いていました~丁度、地蔵盆のあたりでしょうか。沢山ではありませんが、今は木津川市になっている当尾の浄瑠璃寺本堂前、池の端に毎年咲いているのを観に行きました。 我が庭では、待っていたものがもう一つあります~「半夏生or半化粧、ハンゲショウ」です。春先に、鉢いっぱいに根が張ってしまったものを、芽が少し出始めたのを機会に地植えして大きくなるのを期待していました。どんどん成長して益々期待が膨らんで、そろそろ白く化粧し始めるのではと、夏至の21日を過ぎたころから待っていました。半夏生というのは雑節の一つで夏至から数えて11日目の7月2日から七夕の7月7日頃までの間を言うのだそうですが、その頃に成長して、葉の一部を白く化粧した様に見える植物が、半夏生の頃に白くなるのでハンゲショウ(カタシロクサ)と名前を付けられたものです。とても愛らしく、憎いじゃないですか?半分だけ化粧して出てくるなんて~葉の緑もきれいですが、その一部が鮮やかな「白」なんです!近くの畑の畔には、小柄ですがもう白く化粧をし始めたものがありました。残念なことに期待の我が庭の群生はいまだに白くなりません。近くの畑にあるものをいただきたかったのですが、人もいず、もらって来る訳にもゆかず、写真に収めてきました。半夏生の時期は七夕の頃までですから、まだまだ、日があります。益々期待が膨れてきますね!本当に化粧してくれるのでしょうか?最近は、電車の中で化粧をしている女性を見かけますが、少し色気はありませんが、そうしてでも化粧してくれると良いのですが~

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喫茶去庵日記6月14日

今朝は夜中に酷い雨と雷の強い音で目が覚めてしまったせいか、眠気がなかなか取れませんでした!床の中でうとうとしたまま、昔、高知の剣山山中を土砂降りの中、どろどろになってバイクで林道走行したことを思い出していました。ゴーグルにかかった泥で前は見えず、田んぼの中を走っているような身体中泥だらけで、泣きそうになったのを思い出しました。 先週は一日お休みをいただいて、気になっていた京都の鞍馬に行ってきました。三年前の豪雨災害で鞍馬周辺の山は川の氾濫や土砂崩れで相当な被害が出ました。ニュースでは山々の土砂が崩れ、多くの木々が倒れて道路を塞いでしまっている状況が映し出されていました。以前は、鞍馬から或は貴船から花背峠や、芹生峠を抜けて福井方面に向かう山々の中をバイクでダートの林道を探しながら走っていました。今はどうなっているのだろうと、周りを気にしながら走っていると、やはり、あちらこちらで道路が改修されたあとがあって、何らかの被害があったことを想像することが出来ました。それでも鞍馬までは何の問題もなくたどり着くことが出来ました。平日であり、コロナの非常事態宣言が出ている最中でもあって、観光客らしき姿は門前にも鞍馬寺の中にも見ることは出来ませんでした。帰りに鞍馬の名物であり、私の好物でもある「木の芽煮」を買って帰ろうと専門に作っている店を何軒か見回りましたが、全て戸が閉まっていて~残念!その後、花背峠に向かって走りましたが、案の定、山肌が削られていたり、倒木があちらこちらに見えて大きな被害があったのを感じました。一旦貴船口まで戻り、今度は貴船神社を抜けて芹生方面にと閑散とした貴船の川床の並ぶ川沿いに登って行くと、貴船神社を過ぎて更に山中に行こうとするところでストップ!「これより先進入禁止」の立て看板が道路の真ん中に、この先は未だ土砂崩れなどの改修工事が終了していない様子、警備の人も立っているので、Uターンして鞍馬寺に戻り、昼食を探すと門前に一軒だけ開いているお店があり、よもぎ麺とかやくご飯をいただきました。山の中で風が涼しく渡る川べりで食べると、よもぎの香りと具の沢山入ったかやくご飯~本当に美味しかった!今度は秋の紅葉の季節にまた来ようと思いながら帰途につきました。

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喫茶去庵日記6月11日

あやめ、かきつばた、と咲き、花しょうぶが咲きました。水辺に咲くと言われていますが、水辺でなくても大丈夫とのことで、庭の蹲踞(つくばい)の側に植えてみました。葉が出てからなかなか背が伸びてこないので、今年は花が望めないのかなと思っていました。梅雨入り後、急に葉の伸びが早くなって、気づかないうちに花芽も付けていましたが、梅雨の中休みになって、ついに花が咲きました。どんな色の花になるのかとても楽しみにしていました。思っていたよりも幾分薄い色でしたが、青紫色のしっかりとした花が咲きました。蹲踞に寄り添うように咲く花は蹲踞の水にも映ってとても綺麗です! 楽しみにしていたと言えば、三、四年前に鉢植えしたかわらなでしこが、全く育たず毎年花をつけずに終わっていました。かわらなでしこは私が大好きな花の一つで、何とか花を見たいものだと思っていました。昨年の晩秋に、残っていた株を鉢から取り出し、庭に植え替えてみました。駄目かもしれないと思いながらも、春を迎えると見る見るうちに元気に茎を伸ばし葉も沢山つけて元気になってきました。楽しみに待っていると、花しょうぶと競争しているかのように、赤い可憐な花をつけました。可愛いです!やまとなでしこですね~本当にかわいいです。「やまとなでしこ」はかわらなでしこの異名ですが、可憐な日本女性を表す代名詞になっていますね。園芸種の撫子は背も低く沢山の花をつけて、それはそれは可愛い花ですが、やはり私はすっと伸びた茎の先に一輪の花をつけるかわらなでしこが大好きです。風が強く上手く写真が撮れなかったのは残念でした。上手く撮れなっかたのは、風のせいではないかもしれませんが・・・・?

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喫茶去庵日記6月7日

遂に6月に入ってしまいました。今年は関西の梅雨入りが早かったのですが、東京の方、関東では未だ梅雨入りせず、今日も平年では梅雨入りの日だそうですが未だのようです。こちらは今日は良い天気になっています。それに毎日朝早くからウグイスとホトトギスが狂ったように鳴き合っています。何か例年にない合唱に不思議さを感じます。婚活が上手くいかないのでしょうか?ホトトギスはウグイスの巣に卵を産んで育ててもらうためウグイスの鳴き声のそばに来るのは当然のことと思いますが、こんなに一緒に長い間、鳴いているのはどうしたんでしょうか?今はもう午後の3時半、喫茶去庵の隣の日葉酢媛命陵の木々の中でまだ鳴き続けています。梅雨時に合う花は何と言っても「あじさい」ですね、雨に濡れたアジサイの花はとても綺麗です。喫茶去庵の玄関前に咲いたアジサイもこれからもっと大きな花になっていくのでしょう。これから暑い暑い夏に入って行きます。ご近所では「立葵」タチアオイが群生していました。夏を感じる花です~芙蓉のような大きな花を沢山つけて直立している姿は美しく暑さに負けない強さを感じます。日に日に暑くなるのでしょうね~私も、コロナにも暑さにも負けずに頑張ります!    

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喫茶去庵日記5月27日

今日は朝から雨が降っています。それも酷く強い雨です!昨日はたった一日の梅雨の晴れ間でしたし定休日でもあったので、気になっていた吉野山の金峯山寺蔵王堂に行ってきました。通常であればバイクで出発のところでしたが、生憎、腰の調子がもう一つ良くないので車で出発、久し振りの吉野山だったので下千本、中千本、上千本、そして奥千本と葉桜の中を車でひとまわりした後、車を駐車場に入れて、下から蔵王堂を目指しました。桜も蔵王権現の特別開帳も終わってしまって閑散としていましたが、国宝の仁王門が解体修理を行うことになって、その七年間の工事が開始されると聞いて、暫く見られなくなるので見ておきたいと思ったのと、仁王門が建っている足元は小高く狭い台地になっているので、いったいどのようにして解体修理を行うのだろうと興味がありました。勿論、専門的な知識が私にある訳でも無いのですが、何か惹かれるものがありました。仁王堂は蔵王堂の正面山門ではなく北側にあって下千本から参拝に登ってくる参拝者用の入り口になっているのですが、山道を蔵王堂に登ってくると下から見上げるような山門があたかも本堂の様に壮大な堂宇に見えます。とても迫力のある姿です。来て良かった!工事は未だ始まったばかりで本体はそのまま全体が見える状態にありました。こんな狭い場所でどうするんだろうと眺めていると、仁王堂の横で工事用の足場などを組み立てている集団の中に監督者らしき人がいたので、近寄って工事の概要を聞いてみたところ、親切に大屋根などで覆ってその中で解体するとのこと、材の修理はあるものはこの近くで、あるものは別な場所に移してそれぞれ行い、その後、組み立てていくと親切に話をしてくれました。それにしても解体、材の移動、修理、その後の組み立てと身近にある大きな仁王門を見ていると、とても簡単にはいかないのだろうと即座に思いました。こういった大きな文化財の解体修理が、現在、日本中で沢山行われているのだと思っただけで「素晴らしい!」と言葉には出せないが、関係者の皆さんのご苦労が判るような気がしました。何かお手伝いが出来たらと思いましたが、どうすることも出来ないことも認識してしまいました・・・・

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喫茶去庵日記5月22日

今日は漸く晴れ間が覗けるようです。昨夜まで酷い降りが続いていました。雨が屋根や木々の葉に落ちる音がまるで滝の真下にいるようで恐ろしさを感じました。こんな音は台風以外では聞いたことがありません。テレビのニュースではやはり各地で水の被害が出ているようです。今年は梅雨入りが3週間も早いそうで驚きですが、梅雨明けも遅いとの予報を視ました。やはり温暖化による異常気象なのでしょうか?長雨は嫌ですね~小野小町が「~ながめせしまに」って詠んでますが、私もこの長雨の中で一つ歳を取ってしまいました。誕生日を迎えることは、生きている証ですからとても良いことなのですが、歳を取っていくことは何となく嫌な気がしますね。晴れ間のことで思い出しましたが、「五月晴れ」って梅雨の晴れ間のことのようです。それに「五月雨」も梅雨時のあめのことを言うのだそうです。勿論、旧暦の5月、即ち新暦では6月のことで、まさに「梅雨時」です。ということは、今年は新暦の5月に梅雨入りですから、新暦と旧暦が一緒になったのでしょうか?良く解らなくなりました?全てが早くなりました~今、外ではウグイスが朝早くから鳴いていますが、今年は3月から鳴き始めています。ツバメもやってくるのが早く4月初めでした。庭のアジサイももう花芽が出来ていますし、ご近所の庭では咲き始めました。ホタルブクロもいつもより早く花が咲きました!もうホタルの季節ですね~ホタルが花の中に入って光を灯すのでその名があるようですが、私は未だ見たことがありません。でも、アリや小さな虫が入っているのは見たことがあるので、きっとホタルも入るのでしょうね~光っているのを見たいものです。遠い昔のことですが、寝苦しい夜に父親が「蚊帳」の中にホタルを入れてくれました。東京の下町で育ちましたが、昔は東京でもそんなことが出来たのですね~歳がバレてしまいますが・・・・

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喫茶去庵日記5月12日

先週、長い間使った炉を塞いで、畳を敷き替え風炉にしました。「初風炉」ですね~でも、コロナ感染拡大の影響で思うように茶会が開けません。風炉、釜、棚、水指が寂しそうにしているので、一人でお点前をして自服をしました。美味しいです~お茶の香りが爽やかさ感じさせます。お客様が来ていただくと良いのですが~この季節、床のお花は何にしようか迷うほど、野や庭には沢山の花が咲き出しています。皆さんに見ていただければと・・・・・

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喫茶去庵日記5月11日

喫茶去庵から徒歩で4分程のところにある成務天皇陵の前にカキツバタが群生していました。カキツバタは「杜若(とじゃく)」って書くのですが、ヤブミョウガの意味のようですよ?「いずれがあやめか、かきつばた」と美しさを讃えられています。深い青の垂れ下がる花びらの中央に白い剣型の模様があって本当に綺麗です。今年は少し早く咲いています。花言葉は「幸運は必ず訪れる」だそうです。必ずです・・・

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喫茶去庵日記5月9日

いらっしゃいませ!喫茶去庵、庵主のイラストです。

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